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佐藤 弘夫

偽書の精神史―神仏・異界と交感する中世

偽書の精神史―神仏・異界と交感する中世

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定価 : ¥ 1,680
販売元 : 講談社
発売日 : 2002-06

価格 商品名
¥ 1,680 偽書の精神史―神仏・異界と交感する中世
うーむ。判断に苦しむなあ。

 「偽書」と断定するには相当の覚悟が必要でしょう。

 極端な例で申し訳ないけど、「日本書紀」や「古事記」を偽書としまえば、日本の古代史は、大混乱するでしょう。

 この本は、そういう大胆な主張を差し押さえて、「写本」等をちまちま攻撃するというセコイ視点での主張に終始してる。残念だ。

偽書の精神史というより

偽書の精神史というより、
宗教史と偽書と認識すべき。
偽書についてより、宗教史における偽書のことが書かれているだけ。
偽書研究の一助にはなるかもしれないが、
それだけ。
偽書の本質が語られていないのは残念。

こういう視点は 押さえておきたい。

谷沢(聖徳太子はいなかった)永一センセイ 激賞の本ですが、専門書の割には わかりやすくおもしろかったですね。
内容は宗教史のカテゴリーになってきますが、中世においては、寺院が経済や 場合によっては政治の中心であったわけですから、宗教の範囲で、この本を読んでしまうと それはとてももったいないことになってしまいます。
誰かの保証があっての権威あっての先例が あの時代にはいかに大事か またそのためにいかに偽作、偽文書が作られたか?
先行の旧仏教の対立のなかで 聖徳太子という存在を、親鸞が持ち出してきて、いかに新仏教を築いていったのか?そのあたり、教科書ではいまひとつわかりにくいところが、イデオロギーの面で さらっとしながら、触れているのが おもしろかったです。

宗教史苦手ですが、面白いです!!

偽書(簡単に言えば、嘘っぱちを言っている書物)を一つの視点として中世の宗教を論じた書。引用されている文書も漢文体ではなく現代語になっているので読みやすいと思います。
多少、仏教の専門的な言葉が出てきますが、文章を読み進めていくと理解できるので専門家でなくても問題は無いでしょう。
主に偽書を作る宗教者の視点で、論旨が進みます。偽書(聖徳太子が未来を書いた、という書物など)が生まれ、流通した時代背景、当時の宗教者の考え方、精神世界などが論じられています。中世宗教(鎌倉新仏教あたり)がお好きな方には特におすすめです。

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