モースコレクション / 写真編 百年前の日本 〔普及版〕
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定価 : ¥ 3,990
販売元 : 小学館
発売日 : 2005-01-20 |
明治期。
百年前にタイムトリップさせてくれる本。
ちょうど自分の祖母祖父の、そのまた親たちが写っている時代。
この時代を一生懸命に生きて、去っていった先輩たち。
農村には江戸時代の名残が残り、
北海道のアイヌ人の暮らしには原始時代の香りがする。
一方、銀座には路面電車が走っている。
東京駅前はまるでロンドンの街並のようだ。
百年後、日本の子孫たちは今の時代を映像で懐かしむことでしょう。
わたしたちは百年前の先祖から、命を、たましいを、心をつないでもらった。
だから、私たちも同じように、
命を、たましいを、心を、絶やすことなく、つないでいきたいと思った。
良書。
今では失われてしまった日本の風景が目の前によみがえります。
100年前の日本の美しさにただただ感心させられます。人々の心の美しさも写真を通じて感じ取ることができます。
100年前なんてついこの間です。私の祖父や祖母が生まれたころです。たった100年の間に日本はこんなに変わってしまいました。知る由もない100年前の日本が、なぜか懐かしく感じられたのは、私の中にある日本人の心のせいでしょうか。
世代を超えて楽しめる写真集だと思います。
〜明治初年。1870年頃から1880年頃までに日本を訪問した米国人が各地を歩き回り撮影した「日本人」や日本の風景や習俗などの写真集。
イラストや時代劇での再現しか知らないのが、なんと実写で江戸時代の本当の日本の姿を目の当たりにすることができる。するとそういう再現ものから受ける印象とこの現実が随分ちがうことが衝撃。〜〜
(明治時代だけど、江戸などの都市部以外の農村では江戸時代と明治初年でそれほど違っている訳ではないのでやはり江戸時代の日本が切り取られていると考えても間違いではないだろう)
農作業をする人、そこから帰宅途中の農夫。普通の町並み、海岸。行商。〜〜
今とほとんど同じような場面であってもやはり何かが違う。道路の舗装がまったくないだけでこれほど違うのか?身長が低いせいなのか?髪型?村祭りの風景など現代にあってもおかしくない場面だが、やはり時代を感じさせる。
100年前にタイムスリップできる貴重な逸品。写真は300点掲載されている。本書は1983年刊行の書籍の普及版。〜
当時の状況をビジュアルで理解するには最高の書。
歴史に多少とも興味がある方、また美術に関心のある方、
そしてどちらも興味ない方でもこれは一読しておいて
ソンではない。
初めに「?!」と思ったのが、トム・クルーズ主演の「ラスト・サムライ」を見てからだった。外国人の友人に「この映像の風景や様子は本当に史実に忠実なの?」と尋ねられた時、返答に困ったのだ。
よくTV放映されている時代劇は江戸時代のものが多いが、時代が移り変わろうとする過渡期のものの作品は少ないだろう。(恐らく、映像的に誇張しにくいからだとは思うが・・・。)
自分の中に深く残った疑問、それは文政から明治に移り変わる頃の様子はどうだったのだろう?という素朴な疑問であった。この本を見て、やっとラスト・サムライの映像に対する答えが自分なりに見つかったような気がする。自分が想像していた風景や日本人は今まで想像していたよりも遥かに地味で、そして身近なものだった。おばあちゃん、おじいちゃんが側にいない方には特におすすめの一冊です。