日本の歴史講座ガイドで日本の歴史を探求しましょう。
前野 徹

新・歴史の真実―混迷する世界の救世主ニッポン

新・歴史の真実―混迷する世界の救世主ニッポン

人気ランキング : 86635位
定価 : ¥ 820
販売元 : 講談社
発売日 : 2005-03

価格 商品名
¥ 820 新・歴史の真実―混迷する世界の救世主ニッポン
正論が耳に痛い

読んでいて、自分の国を愛せない悲しさ、その哀れさ、亡国の危機感が心に満ちました。
しかし本書には、思想書にありがちな煽り立てるような記述はありません。
ただ、戦前と戦後の事実を読みやすい文体で綴っています。

事実に基いた著者の「日本を良くしよう」という主張、現在の日本に対する分析と批判は、どれも耳が痛いです。正論であるが故に。

ちなみに、この本の表紙には、青天を背景に「日の丸」が掲げられています。日本の国旗です。
「日の丸」を見て、罪悪感に似た不快感が沸く人も少なくないと思います。わたしも書店で手に取る時、奇妙な恥ずかしさを感じました。

自国の国旗にすら愛着を持てない……戦後日本の戦争教育の成果なのでしょうが、この「刷り込み」は「異常」なことではないでしょうか。

結論から言えば「無知」が「悪意と虚偽」を放置し、「異常」を看過する原因となっています。
本書には「教えられなかったこと」が書かれています。
それを知ろうと努力すること……「無知の克服」という一人一人の改革が、日本の再生に繋がるのではないでしょうか。

ウソ・歪曲・捏造なしの歴史書を読みたい方へ

本書は日本の近代史を描いたものだが、著者の気迫と危機感が読者に
伝わってくるところが、他の凡百の歴史書と違うところだ。
それでいながら、実に平易な文体で、子供でも苦もなく読むことができる
だろう。いや小学生の子供にこそ読ませたい本であると強く感じる。
現在の公教育の現場では、特定思想の教師によって偏った歴史教育が
いまだに公然とおこなわれている。そのためにいわゆる"自虐史観"から
我が子を守る責務が親にはあると思うのだ。
その優れた"ワクチン"が本書であると一読してみて感じた次第。
政治によって歪曲された歴史をウソであると見抜けるチカラを与えてくれる
老若男女の日本人すべてに読んでほしい名著である。

軸の形成。

日本国民であることがどこか正直恥ずかしかった。
それは昭和の先人達が過去に犯した過ちを
憚かる罪悪にも似た感じが有ったからだ。
しかし本書を読んで恥ずべく過ちなど無かったのではないか、と思った。
日本国民であることを恥じ、自国に対し何ら愛着もないと感ずることが最大の罪悪だ。
国際社会と呼ばれる中で、日本人が生きていく上での軸を構築することが、自分の中で出来た。
自国の文化をもっとよく知り、教養を深めたいと思いました。

とにかく読むべし

新聞の隣国(中国・朝鮮半島)報道を正しく把握するには、その正しい歴史認識が必要です。下手な歴史書よりも廉価でその認識を提供してくれる本です。すぐに予約して購入すべきです。

振り分ける本

 あなたは、ある集団のリーダーだ。
 集団は今、真っ二つに割れている。右か左か。多数決をとっても50:50である。このまま放っておくと、集団はストレスを感じ、混乱して、なにか事件を起こしてしまうかもしれない。あなたは決断せねばならない。そしてそれは、3つしかない。
@右か左かを支持
A左右どちらでもない、新しい方向を見つける。
B何もしない
 決断するには判断材料がいる。集団が、将来をよりよく生きるために。コレが材料だ。Aは難しい。Bは、集団がイラつく。@右を選べば、左の支持者から『独裁者だ!』と罵られる。逆もまた然り。せめて、どんな材料で決断したのか、ハッキリ伝えておくべきだろう。英語で言うとアカウンタビリティである。伝えたところで、最悪の場合は暗殺されるかもしれないが、リーダーとは、そうした集団の怒りを買う責任も負わねばならないのである。
 日本の政治家たちは、判断材料を探そうとも思わず、ずっとBを選んできた。集団はもう限界である。
 本書は、学校の授業では決して習わぬ歴史を提示。『愛国』という判断材料を与えて、少なくともシンパくらいには変身させてくれる。私が愛国というと、知人からは右翼か、といわれた。ウヨクって何? というレベルの私でも、ここまで考えさせてくれるのが、本書だ。左翼の、本書に匹敵する本を望む(右翼左翼って、何? 本当に分からない)。
 キリスト教を利用して白人たちはアジアを侵略。
 靖国の戦犯は、米国が勝手に決めたこと。
 などなど、判断材料の豊富さは優れものだ。いままで社会問題や政治に無関心で、少年ジャンプばっかり読んできた輩でも理解できるよう、平易に記されている。愛国の良し悪しにかかわらず、こうした『考えさせてくれる本』が、沢山出版されてほしいと願う。

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